陣馬山麓アトリエ展のフライヤー
少し雨に濡れた路面は山々の隙間から覗き込む西日を受けてキラキラと反射していて、
左手に流れる川からは澄んだ空気が流れてくる。
昨日の代休を使い立ち寄ったのは、東京都八王子市で開催されている「陣馬山麓アトリエ展」。
陣馬山の麓にある6つのアトリエが同時にオープンする9日間です。
会場周辺を歩いてみれば、美しい日本の、何処か昔懐かしい風景が広がっていました。
古民家を改装した幾つものアトリエに靴を脱いで上がってみると、
自然の音を背景に静かに会話をする人たちの声が心地良い。
作家さん達の想いが詰まった作品が丁寧に置かれ、その場に馴染んでいます。
新聞でも紹介されたようで、平日にも関わらず多くの人で賑わっていました。
私は色々な国に行くことが好きだけど、
こうした日本の良さを知り、また旅の愉しみが引き立つのだとしみじみと思う。
文章ばかりですが、何というか、ここでは写真は要らない。
ただその場の空気に身を委ねたいから必要なかったように思います。
・・・というか、フレームに収めちゃうとただ普通の田舎風景の写真になってしまうのかも。
その場に居なくては分からない感じ。
 
このアトリエ展は10/23(日)まで毎日開催されています。(11:00〜16:00)
陶器、レザー、シルバー、木工、衣類、キャンドル、絵画、絵本などなど・・・。
作家ものがお好きであればとても楽しめるのではないかと思います。
ゆっくりとお茶ができるスペースもありました。
絵描きの佐々木淳さんの世界観が好きなのですが、在廊は週末だけのよう。
「夕やけ小やけふれあいの里」が無料駐車場として開放されていますので、
お車の場合はそこを目指すと良いかと思います。
今週末のご予定にいかがでしょう。
気持ちの良い秋の山歩きに。
 
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