古都ビガンの街並み
フィリピンのルソン島北部にある古都ビガンに行ってきました。
此処はスペインが統治した16世紀、いわゆる大航海時代に建てられたスペイン風建築様式の建物が現存するコロニアルな街並み。
馬車がせわしく駆け回る、静かでとても美しいところです。
1999年に世界遺産登録されたこの街は、太平洋戦争中のたった一人の日本人のある行動により奇跡的に戦火を免れたのだとか。
この街が造られた16世紀頃というと日本でいうと室町時代や安土桃山時代辺りでしょうか。
その保存状態の良さには驚かされます。(でも、ちょっと残念な補修跡や景観も時折目につく。)
規模は小さいですが、ちょっと道を外れれば長閑な田舎の風景が広がり、幼い子どもたちが笑顔を振り撒いてくれる。
親切な人々との何気ない会話を楽しむ時間。
気分屋な空模様。
排気ガスと土の匂い。
決して明るい過去ばかりではない筈の歴史的断片を覗かせつつも、今を生きる東南アジアらしい独特なエネルギーを感じました。
今回は現地に住むいくつかの業者と商談に行ってきたのですが、いくつか仕入れもしています。
何百年も前にスペイン人が残し、現代まで現地人に伝え続けられてきた歴史を感じる品々。
なかなか面白い物が揃っています。
古都ビガンでの仕入れ
 
明日9/16(水)は仕入れのため、15時頃まで外出となります。
今週は9/17(木)、9/18(金)はOPEN、9/19(土)〜9/21(月)まではCLOSEとなります。
帰国してからも外出が重なりましたが、随時新たな商品をご紹介していこうと思います。
 
【antique shop MANSIKKA】