宮沢賢治との出会いは、国語の教科書に載っていた「雨ニモマケズ」だったか、兄が所有していた「銀河鉄道の夜」或いは「風の又三郎」だったか。

「注文の多い料理店」も、気付けば自分の記憶の中に棲み着いてる存在でした。
恐らく、多くの人にとってもそんな作品なのではないでしょうか。

時に人とのご縁は、驚くほどに大きな力を発揮するものです。
まさかこの店で宮沢賢治を主題にした企画展が開かれるとは。

これはこの店にとって大きな挑戦です。


『注文の多い料理展』

小林敏也が描いた宮沢賢治の世界と、5人の作家たち

日 時 2022年2月11日(金)- 2月20(日)
時 間 11:00 – 18:00
会 場 MANSIKKA antiques
入場料 1,000円(中学生以下は無料)

スミレ窯: 遠田草子
苔むす木工: 鈴木智浩
co+fe: 下田則敏
椿堂: 羽尾芳郎
ガラス作家: 山崎雄一


イラストレーター小林敏也さんの作品とMANSIKKAの空間が合わさった時に、どんな世界が広がるだろう。
想像してみれば、それはそれはワクワクするような楽しいイメージしか湧きませんでした。

これだけ多くの人と絡む企画自体が、ここでは初めてのこと。
素晴らしい作家さん達と共に、優しく・温かく・ちょっぴり怖い・・・そんな心揺さぶられるような空間を創り上げられたらと思います。
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主催: 食パンと乾電池

アートディレクター: 齋藤貴志