古い家を修繕する際、いかにその「古さ」を残すかが重要な課題となってくる。
いざ始めてみると、綺麗にし過ぎないように神経を使うのは意外にも難しい。
ただ新しく見せるだけならば、こうした家に住む面白みをまるで失ってしまう。
その建物に刻まれてきた物語を自らの手で消し去ってしまう事のないよう、最善の注意を払って黙々と作業に励む。
しかし理想に近付けようとすればする程に、やはり想像していた以上に様々な弊害が生まれてくるもので。
まず第一に自分にとって心地良く住める環境を優先したり、
より長く住み続けられる家になるよう強度や安全面等を追考すると、
致し方なく考えを変更せざるを得ない場面は出てきてしまう。
必要と考えるべき事と、本当に必要かどうか今一度向き合いたい事。
そのバランスがいかに大事か。
自分が思っている以上に意外とシンプルで良かったりする。
こうして頭を悩ませるのもまた一つの醍醐味として捉えたい。
真剣に向き合う程に、多くの事を学ばせてくれる。
じっくりと関わっていこう。
 
カナダの古いピクチャーフレーム4点
今日はカナダの古い木製額縁4点です。
F04639 カナダ ヴィンテージ 証明書入りのピクチャーフレーム 額装
F04640 カナダ ヴィンテージ 新聞記事入りのピクチャーフレーム 額装
F04642 カナダ ヴィンテージ 古いピクチャーフレーム 額縁
F04643 カナダ ヴィンテージ 小さなピクチャーフレーム 額縁
 
【antique shop MANSIKKA】